からだ・はうすの「癒してHAPPY」

鹿児島でヒーリングサロン「からだ・はうす」を経営しています
マッサージやヒーリング、そしてスピリチュアルなことが大好きです
ブログでは、セラピーの事、花や植物、鹿児島のグルメ、そしてみなさんの役に立つ健康情報をお知らせいたします。

2015年03月06日

ホビットの聖地 ミスミナイ村 マチュピチュ&インカの旅14

ホビットの聖地 ミスミナイ村 マチュピチュ&インカの旅14

マチュピチュの訪問を終え、次の日は朝からマチュピチュの天然温泉で一休みです。
マチュピチュはペルーの海岸地帯とは異なり、アマゾン川の流域に当たりますので、ちょうど雨季に当たる今は雨も多く、川の水も轟々と流れています。
そして、山々の緑も深く、空気も濃厚です。
私は、マチュピチュの街を抜け、山沿いにある露店の温泉プールに身を浸し、新緑の緑を眺めながら、心と体を癒します。

それからマチュピチュの村のようにアンデス地方には、インカ帝国の王様の銅像がよくたっています。
とても凛々しくてパワフルですね。



今日はマチュピチュを立ってクスコに戻るのですが、その途中にアンデスの高地に今でも生活を続けるインディオ達のミスミナイ村を訪れることになっています。
私達は、マチュピチュの駅から列車に乗り、マチュピチュとお別れすることになりました。



マチュピチュからインカレイルで、古のインカ道に沿って列車は進んでいきます。
今回は昼間なので、車上から新緑の樹木の間に、昔の遺跡が見え隠れします。

オリャンタイタン駅で降りると、旅行会社のバスに乗って高地にあるミスミナイ村を目指します。
ミスミナイ村に着くと、インディオの民族衣装を着た人たちが歌を歌いながら待っています。




皆さん、体も小さく日本人によく似た体形です。
今日は、サラさんという女性の家に招かれました。
私達は、お互いに自己紹介をして、手を取り合って歓迎のダンスをします。
とても高い場所にあるので、酸素濃度がかなり低く、軽いダンスでもすぐに息切れを起こしてしまいます。
でも、インディオの人達と手を取り合い、彼らの演奏で踊るダンスはとても素敵です。



その後、サラさんの家で、インディオ達の食事をいただきます。
炒ったお豆やトウモロコシ、トウモロコシのスープ、煮たジャガイモやごはんのようにたいたキヌア、そしてトウモロコシのお酒、とても素朴ですが思った以上においしくヘルシーな食事です。

最近、アンチエイジングの食品として有名になったキヌアはこのペールの高地でとれる特産品ですが、もともとは彼らが日常的に食していたもののようです。
世界的に、キヌアが健康食品として有名になったので、こちらでの市場価格も大変な値段に跳ね上がったそうです。

私達は、食事が終わると、彼らの伝統的な生活を見せてもらいました。
手作業でアルパカなどの毛を染めたり昔ながらの道具を使って布を織る作業です。
ミスミナイ村には独特の紋章みたいなものがあり、それを布に織り込んでいくようです。

また農作業をしている畑にも連れて行ってもらいました。
まず、パチャママと呼ばれる大地の精霊にトウモロコシでできたお酒を捧げます。
まず大地に祈りの言葉を唱えながら、お酒を少しこぼします。
そして8方向の山々に向って祈りの言葉をささげながら、お酒を振りまいていくのです。




村のリーダーがまずこの儀式を行った後、私も一緒に儀式を行わせていただきました。
私がこの地に来たことも、大いなるパチャママの招きです。
私は、このミスミナイ村から地球の平和を祈りながら、リーダーとともに祈りの言葉をささげていきます。

このミスミナイ村の人達は、通常は裸足で歩いているようです。
アンデスの大地をしっかりと踏みしめながら生活する様子は、どこから見てもホビットたちです。
「ロードオブザリング」や「ホビツト」の映画に出てくるホビットの村とよく似ています。
とてもゆったりとした時間が流れていきます。

周りに山々を抱き自然豊かな村でトウモロコシやジャガイモを育てたりアルパカなどの毛で布を織るインディオ。
きっと夜になるとトウモロコシのお酒を飲みながら陽気に踊りまわっているのでしょうか。

私たちが、この村を訪ねたときはちょうどカーニバルの日でした。
数名の村人が、山で祈りを捧げた後、仮装して村の道を踊り歩いていました。
彼らにとって、自然の精霊と一つになって生きる時間は、まだまだ現実のもののようです。

私達も宇宙の光の活動で、ホビツト達とともに活動したり、さまざまな星でホビット達に会いますが、きっと彼らと同じような暮らしをしていることでしょう。




今回私達は、このホビットの村で食事や村の生活を見せてもらう歓迎を受けたのですが、現地のガイドさんによると、今回が初めてのケースだったようです。
今までは、村の中を案内するだけだったのですが、今回は食事なども準備してくれてガイドさんも驚いています。

これもパチャママや創造神ピラコチャの計らいなのでしょうか、きっと私達のガイドたちが私達をもてなし光のエネルギーをつなぐようにしてくれたのでしょう。
旅が始まるときに、ピティがインカの古代民族のマスターたちが、私たちに接触してくるといっていましたが、まさに現実の旅の中で、そのことが起きたようです。

私は、お礼に彼らが織った布を買い求めました。



  


Posted by 瀬戸 武志 at 08:29Comments(0)インカへの旅