からだ・はうすの「癒してHAPPY」

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2015年03月01日

インカ帝国の聖地 太陽の神殿 マチュピチュ&インカの旅9

インカ帝国の聖地 クスコの太陽の神殿 マチュピチュ&インカの旅9

私たちは、マチュピチュへ向かう前に、その起点となるクスコまで、リマから飛行機で向かいます。

リマは海岸沿いの都市でしたので、標高は低いのですが、そこから一気に標高3399mという富士山の山頂とほとんど同じくらいの高さにあるクスコの街へ飛行機で飛ぶことになりました。

クスコについた途端、その空気の薄さというか、体の重さというか、今までとはかなり様子が違います。
歩く時も、少し息が苦しくなってしまうので、ゆっくりと歩きます。
このクスコでは観光の時間がとられました。

しかしリマもそうですが、クスコもとても重たいエネルギーがあります。
それは古代インカの人たちをスペイン人たちが制圧して金銀財宝を奪ったり、人々の生命を傷つけたりして作られた街だからです。

私たちは、インカ時代に太陽の神殿(コリンカチャ)であったサントドミンゴ教会に向います。
下の広場から見ると、太陽神殿の基礎となった美しく堅固な石組みが今でも残っています。




現在は教会なのですが、その当時はたくさんの黄金に飾られた神殿であった事に間違いはないようです。
中に入っていくと思ったより太陽の神殿の面影が残っています。
ペルーを襲った何度かの地震のために、太陽の神殿の石組みの上に建てられた教会が崩壊してしまうことがあり、太陽の神殿の石組みをそのまま残しているところもあります。
ゴシック朝の絵画や飾りに彩られた教会部分と、素朴な石組みが残る場所に分かれた太陽神殿部分の対比が面白い場所です。



こちらは教会に入るとすぐ右にある太陽の神殿の復元場所です。
雷の部屋などと命名されたいくつかの部屋は美しさはとても優れたものです。
その中にたたずんでいると、今でも古代インカ人たちの息遣いが聞こえるようです



おそらくここが、太陽の神殿のパワーポイントです。
このあたりで、儀式が行われていました。
現在も神聖な場所として立ち入りができないように保護されています。



教会の中にはいくつもの宗教的なアートが飾られていてとても感動的です。
こちらは金の細工によって、宇宙や太陽、月、そして人間や動植物たちの姿が描かれています。
インカの人達の素朴ですが高次の宗教観が表されていて、しばらく見入ってしまいました。

その後太陽神殿を後にして、クスコの市内観光を行うことになりました。
こちらは街の中心地にあるカテドラルですね。
確かに美しいのですが、今回の旅ではあまり気持ちが動きません。



  


Posted by 瀬戸 武志 at 09:02Comments(0)インカへの旅