からだ・はうすの「癒してHAPPY」

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2015年02月26日

古代の神々の姿 ラファエル・ラルコ博物館  マチュピチュ&インカの旅6

古代の神々の姿 ラファエル・ラルコ博物館  マチュピチュ&インカの旅6



私たちは、2つのワカを訪ねた後、リマ市内にあるとても素敵な美術館を訪ねることにしました。
美術館の名前は、「ラファエル・ラルコ・エレーラ美術館」
名前の通り、この美術館は公的なものではなく、ラファエルさんが個人的に収集した土器や黄金の細工などのあるマスクなどを中心に展示されています。

高台の高級住宅地にある建物も、18世紀のスペイン人貴族の邸宅を改装して作られたものだけにとてもおしゃれです。
しかもこの美術館が建てられている場所は、7世紀のピラミッドが眠っている場所といわれ、その波動も心地良いものがあります。

この博物館には、ペルー北海岸に栄えたモチェ文化の土器を中心に、アンデス文明に関する貴重な個人コレクション約4万5000点が展示されています。

私たちが展示室に入ると最初は、土器の部屋ですが、これがまた素晴らしいものがあります。
土器に描かれているものは当時の思想を色濃く表しているものばかりです。

アンデス文明に共通する基本概念は、「天上・地上・地下世界」ですが、これは自然界の循環としてあらわされているようです。
天は鳥、地はジャガーなどのネコ科の動物、地下世界や冥界は蛇などの姿をとってあらわされています。

一番上の大型の土器は、おそらく創造神の姿を描いていると思われますが、一番上の部分に太陽や鳥などが描かれ、世界を表す体の部分にネコ科の動物や蛇、そして自然現象の様子が巧みに組み合わされて描かれています。

自然崇拝を主とする、古代ペルーの人の様子がこの土器からも知ることができます。




こちらの土器は祈る人と私が読んでいる土器です。
古代の祭祀の様子や、神々に対する信仰の様子を知ることができますね
中には人間でないような人も交じっていますよ




こちらはネコ科の動物ですね、とてもかわいいしぐさです。
この美術館の土器は、動物といっても、本来の動物よりもとてもユニークで想像上の動物たちもたくさん描かれています。
おそらく当時の人たちは、地上に存在しなかった動物たちとも、盛んにコンタクトをとっていたり、地球以外の星から来た人々や生命たちともともに交流して一つの世界を作り上げていたのではないかと思われます。

現代アートに通じるようなデザインは必見です




私が好きなモチーフの土器ですが、まるで癒しを行っているような構図が特徴的です。
しかも癒している存在は鳥のような尾を持っていますし、癒されている人も、通常の人とは異なる姿をしていますね。

おそらく、星の人たちとの深い交流があったようです。



これは巨大な水晶のペンダントです
見るからに、大切な情報とパワーが満ちている水晶です。
やはりこの古代ペルーの世界でも、クリスタルは重要な祭祀や装飾の道具として使用されていたようです




またこの美術館の最大のコレクションは、古代のチムー文化やシカン文化によって作られた黄金の装飾品です。
その輝きは驚くばかりですが、細工の中にも彼らの自然観や神に対する崇拝の気持ちが強く表されています。
彼らにとって金の細工が施されたマスクや装飾品は、神への捧げものであったのでしょうか




この金の装飾を見ていると、とても威厳のあるマスターの姿とエネルギーを感じないではいられません。
古代のペルーの人々を導き、育ててきたマスターでしょうか。
彼の言葉が聞こえてきそうです。




この金の装飾品は、世界で唯一、完全な状態で揃っているチムー文化の黄金の寝装具一式のようです。

この装具を見たとき、私のハートの鼓動は一気に高まりました。
凄いというよりも、古代の人間がこれほどの素晴らしい装飾品を作れるということが驚愕です。

金は、エネルギーの伝達を助けますので、この地上の王がこの装飾品を使用していたのか、星の人が使用していたのかわかりませんが、素晴らしい作品です




美術館の外観も、ブーゲンビリアが咲き乱れるとても美しい作りですよ。
美術館の中にあるレストランも素敵ですので、半日ゆっくりと過ごしたい場所ですね。
この美術館は、とても親切なことに、展示物の横には、日本語で解説が書かれており、土器や金細工のことを詳しく知ることができます。
またこの美術家には、別棟に性的な描写を描いた土器も展示してあり、思わず、クッスと笑ってしまいます。

さあ、明日は、ついにナスカの地上絵を見に行きます。




  


Posted by 瀬戸 武志 at 18:18Comments(0)インカへの旅