2011年08月06日
お母さん必見!感染症に対する家庭での処置、夜間の対応

お母さん必見!感染症に対する家庭での処置について
〇感染症にかかった時、夜間でも病院に行った方が良いのでしょうか
もし感染症にかかった場合には、あわてず処置をしなければなりません
もし子供に発熱や発疹が起きても、元気よく遊んだり、
食べ物や水分を通常と同じようにとり、呼吸や顔色にも問題がなければ、
あわてずに行きつけの病院に行かれてください
夜間であれば、熱を冷まさせてから翌朝に行かれてもよいかもしれません
ただし下記のような症状があれば、夜間でも病院に行かれた方が良いかも!
☆ミルクや飲食物を取りたがらない
☆ぐったりとして顔色が悪い
☆呼吸がはやく息苦しい、機嫌が悪い
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夜間でも診療を行っている病院はこちらを参考に
〇鹿児島市夜間急病センター 099-214-3350
鹿児島市鴨池二丁目22番18号鹿児島市保健・急病センター1階
〇中央病院 099-226-8181 (私も熱中症で夜間お世話になりました)
鹿児島市泉町6-7
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〇家庭で行う感染症の処置
では実際子供が感染症になったらどうしたらよいでしょうか
もちろん病院で診療をうけ、処方された薬をきちんと飲むことは当然ですが
家庭において子供のためにできることを覚えておきましょう
☆水分補給をおこない脱水症にならないようにしましょう
☆適度な温度と湿度を保ってあげて安静を保ちましょう
☆食欲がない時はヨーグルトやおかゆなど消化の良いものを与えてください
☆発熱時は、氷枕や冷却シート、アイスノン等で冷やしましょう
冷やすポイントは、額、腋の下、脚の付け根などです
☆子供が元気な時は、室内で遊ばせ、外出は控えましょう
〇病院での処置
病院では、医師の診断によって感染症に有効な抗生物質が処方されるでしょう
ただし有効な抗生物質がない場合は、熱を下げる薬やのどや皮膚の炎症を抑える薬
脱水症状がある場合には、点滴が行われることもあります
また感染症になった場合には、症状が治まっても、他人に感染する可能性もありますので
お医者様に、学校等に行かせてもよい時期を尋ねることも大切です
タグ :夏の健康管理
2011年08月06日
お母さん必見!感染症から我が子を守るために行う事

お母さん必見!感染症から我が子を守るために行う事
前回は「夏風邪」について詳しくお話をしました
しかし、夏にかかりやすい感染症はまだあります
今回はこれらの感染症と気を付けたい合併症について調べてみました。
〇はしか(麻疹)
はしかはとてもポピュラーな感染症です。
発熱と咳、鼻水などの風邪症状で始まります。
その後発疹が、耳の後ろあたりから始まり全身に広がります
発疹が出ると5日程度で熱は下がるようです。
麻疹ウイルスによる感染で、感染経路は空気感染・飛沫感染・接触感染と多彩。
はしかの詳しい症状*****
発症まで7~14日間程度かかる事があります
38℃前後の風邪症候群様(発熱、倦怠感、上気道炎症状)の症状や結膜炎症状が2~4日続きます
発疹出現の1~2日前に、口腔粘膜に、直径1mm程度の少し膨らんだ白色小斑点ができます。
風邪様の症状の後、発疹が出現する。発疹は鮮紅色で、やや隆起している。
発疹は体幹や顔面から目立ち始め、後に四肢の末梢にまで及びます。
発熱・発疹のほか、咳・鼻汁、下痢を伴うことも多く、口腔粘膜が荒れて痛みがでます。
これらの症状と高熱に伴う全身倦怠感のため、食物や飲に物をとることが困難になるので脱水症に注意。
発疹期は発疹出現後72時間程度持続します。
これ以上長い発熱が続く場合には、細菌による二次感染の疑いがあります。

〇溶連菌感染症
この感染症は、38度~39度の高熱が出て舌が真っ赤になったり
のどが腫れて痛んだりすることが多い。細かい発疹が現れるが抗生物質によって治る
感染経路は咳や唾液などによる飛沫感染(ひまつかんせん)がほとんどと考えられます。
主に保育園や学校などで広がることが考えられる
溶連菌感染症の詳しい症状*****
感染して潜伏期を数日おいて、幼児や学童児では発熱、咳、のどの痛みから発症します。
頭痛や倦怠感、食欲不振、腹痛などの訴えが伴うこともあります。
咽頭粘膜の赤みが非常に強く点状出血を伴っていることがあります。
また苺舌(いちごじた)といって舌の表面がブツブツして鮮やかな赤みをもみうけられます。
扁桃腺が腫れ、かつ白色から黄色がかった膿(うみ)のようなものが付着していることもあります。
さらに首のリンパ節が腫脹(しゅちょう)することもあります。
〇風疹
顔から全身に桃紅色の発疹。耳の後ろや首のリンパ節が腫れ、咳やのどの痛み
発熱するが、熱が出ないこともあります
〇おたふくかぜ
耳の付け根からほお、あごにかけての腫れと痛み
37~38度の発熱
〇水ぼうそう
全身に赤い発疹後、水泡ができ、かさぶたとなる。
強いかゆみを伴う
〇合併症にだけは気をつけましょう
子供の夏風邪等では、時々、髄膜炎や脳炎などの合併症を起こすことがあります。
共に、脳や脳を囲んでいる髄膜にウイルスや細菌が感染して炎症が起きます
重症化すると後遺症が残る場合もありますので、下記のような症状が出たらすぐにお医者様に!
☆高熱が続き頭痛、嘔吐、意識障害がおこる
☆痙れん、ひきつけ、
☆乳幼児の場合は、機嫌が悪くあやしても笑わず、呼びかけにも答えない
さて次回は、感染症が起きた時、家庭でどのように対処するか、お知らせします
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