2012年08月23日
電力会社、原発の建設・稼働のために大金をばらまく
電力会社、原発の建設・稼働のために大金をばらまく

最近はおろかな政治家と電力会社の愚挙のために非常に怒りたいことが増えてきました
自分たちの利益のために国民の安全を踏みにじろうとする原発
国民の生活や中小企業を壊滅させかねない消費税
みんなの願いを込めた東北の復興を踏みにじる政治家
今までは、あまり政治的な記事は書きませんでしたが、このままでは鹿児島がダメになる
日本の政治は、国民にとって良い方向に行っていないように思えますので
あえて私は、自分の愚痴や不満をこのブログに書くことにしました
ぜひ、ご愛読いただき、日本の未来を一緒に考えてください
TV番組の言葉を借りれば、今回の「喝」はこちら
電力会社、原発の建設・稼働のために大金をばらまき、しかも電気代の大幅な上げ
原発の再稼働で第2、第3の福島が起きる可能性もある
東京電力が福島第一原発事故後、青森県六ケ所村に約2億7千万円を支払い、
隣接する同県東通(ひがしどおり)村の東通原発の建設費として処理していたことがわかった。
経済産業省は、東電の電気料金値上げ申請を受けた審査で、この支出を寄付金に近いと判断。
今年度分以降について、電気料金算定の基礎となる経費「原価」に組み込むことを認めなかった。
東電は、福島事故賠償に向けたコスト削減策として寄付金の原則廃止を表明したが、原発建設費という別の名目で事実上、寄付を続けていた疑いが強まった。
朝日新聞が入手した資料によると、東電は2011年5月末と12年5月末、1億3340万円ずつを六ケ所村に支払った。
東電は支出について、六ケ所村の漁業振興対策事業の助成が目的で、原発建設に関連すると説明している。
(朝日新聞より)
要するにこれは、福島原発の事故が起きた後、青森県の六ケ所村に約2億7千万円を支払い、
隣の村に原発を作る反対をするな、と言っているということです
しかもこのお金は、すべて皆さんが払う電気代から払おうとしているのです
原発を止めれば、火力発電の石油を買うお金がかかるから、電気料金は値上げしなければならないと
電力会社は言いますが、とんでもない!!
原発を作るときの協力金や闇に消えていくお金はとんでもない金額です
しかも、原発の発電に使用した燃料の処理の仕方も十分に決まっておらず
その処理や保管費用は、天文学的な経費がかかることも隠しています
また、非常に有効な発電システムとして評価されている天然ガス発電に使用される
天然ガスも、電力会社は、他国よりもはるかに高い金額で買い取っています
一説にはアメリカの7倍だとか・・・こんなことをして、天然ガスは高いから非効率的で原発のほうが安い
なんて、原発を稼働させるためにウソを言っているのです

そして、今回の福島の事故にしても、まるで他人事!!
その処理も補償もすべて国に行わせようとしています
国が行うということは、私たちの税金や義援金で、その補償を行おうということです
そして自分たちは、のうのうと高い給料をもらって、
原発を動かさないと電気止めるぞと「計画停電」で脅しをかけてきます
非常にばかげています。自分たちの利益のために日本国民を欺いています
原発事故の責任も取らず、十分な補償も行なわず、事故の究明さえもしない
そのくせ、第2、第3の福島を作る危険性のある原発を躍起になって稼働させようとする
そして下記の記事のように、原発の安全性を審査する人たちもお金で買収し
危険な原発をさも安全であるかのように評価させる、
そこにはの安全と幸福を思う気持ちのひとかけらもありません
まるで、多くの人達を放射能被曝させ、日本を破壊するのが今の日本の政治家と電力会社です
原発業界、審議18委員に1.4億円寄付 オンブズ調査- 朝日新聞デジタル(2012年8月19日05時34分)
原発が立地する14道県(立地予定含む)がそれぞれに設けた、地元の原発の安全性を検証する審議会の委員18人が、
2010、11年度に計約1億4千万円の寄付を原発関連の企業・団体から受けていたことが分かった。
全国市民オンブズマン連絡会議が調査し、18日に結果を発表した。
同会議では、14道県の「原子力政策懇話会」など41の審議会で委員を務めた学識経験者222人について調べた。
うち約100人の所属大学・研究機関から回答があり、18人が原発メーカーなどから寄付や受託研究費として3万~4261万円を受けていた。
Posted by 瀬戸 武志 at 11:45│Comments(0)
│原発・地震