2015年04月27日
川内原発1号機 規制委にダメ出し食らった九電のズサン計画
川内原発1号機 規制委にダメ出し食らった九電のズサン計画

最近桜島の火山活動もさらに活発化していますね。
また悲しいことにチベットでも大きな地震によりたくさんの被害者が出てしまいました。
そのような中で川内原発の再稼動が、大変大きな問題になっていますが、まず今の電力状況で再稼動指せる必要がないことを皆さんよく考えてください。
そしてもし事故が起きたときは、大規模な避難訓練が必要なほどに、危険で大きな被害がもたらされるのです。
そしてその被害が起きたとしても、九州電力も国も、その被害に対して十分な責任をとることはない、ということが福島原発の事故で証明されています。
つまり川内原発の事故が起きたら、鹿児島は終わりです。
私達だけでなく、私達の子供や孫たちも住めない世界になってしまうのですよ。
誰が、何のために原発を動かそうとしているのか、私達はよく考えなければなりません。
週刊ゲンダイに乗っていた記事を掲載させていただきます
********************************
川内原発1号機 規制委にダメ出し食らった九電のズサン計画 日刊ゲンダイ
やはり「川内原発1、2号機」の再稼働差し止め仮処分を却下した鹿児島地裁の判断は、マチガイだったのではないか。
地裁決定に対し「妥当だ」なんて余裕シャクシャクだった九州電力は23日、「川内原発1号機」を再稼働させる計画書を原子力規制委員会に提出。
ところが、規制委から「計画が現実的ではない」「見通しが甘い」と“ダメ出し”を食らったのである。
「川内原発1号機」は3月末から使用前検査が始まっていて、九電は7月上旬にも原子炉を再稼働させる方針。
だが、23日の規制委では、九電の計画書に委員から異論が続出。
更田豊志委員長代理は「余裕を見込んだ計画とは思えず、希望的観測にしか見えない」と批判し、計画の大幅見直しを求めた。
九電の計画書は、いまだに準備が整っていない検査項目も多く、検査の実績も予定より遅れているという。
そんなズサンな計画書をよくも平然と規制委に提出したものだ。
九電は規制委が“原子力ムラ”の仲間と思って気が緩んだのだろうが、再稼働ありきで安全管理は後回し――という九電のフザケた姿勢がよく表れているではないか
そもそも鹿児島地裁の決定に政府や電力会社は大ハシャギしているが、決定文には数々の「誤認」を指摘する声がある。
「決定文には新規制基準の合理性について、『専門的知見を有する原子力規制委が策定』としていますが、原子力に批判的な専門家のヒアリングは行われていません。
『一般からの意見募集を経て示された』ともありますが、批判的な意見は無視です。
火山の影響(リスク)についても、『規制委が火山学の専門家の関与、協力を得ながら』としていますが、火山学者は審査に呼ばれていません」(国際環境NGO「FoE Japan」の満田夏花氏)
前提条件の事実認定に誤りがあるのに、正しい司法判断が下せるはずがない。
原子力規制を監視する市民の会の阪上武氏もこう言う。
「鹿児島地裁が『火山学の専門家』としているのは、規制委が『火山影響評価ガイド』を策定する際に意見を求めた東大地震研究所の中田節也教授ですが、その中田教授ですら噴火予知の可能性を否定している。
住民側はそれを指摘したのに裁判所は聞き入れませんでした」
次のラウンドは福岡高裁で行われる抗告審。
今度こそ再稼働認めずの審判が下るのだろうが、規制委から突っぱねられた九電のズサン計画も徹底追及した方がいい。

最近桜島の火山活動もさらに活発化していますね。
また悲しいことにチベットでも大きな地震によりたくさんの被害者が出てしまいました。
そのような中で川内原発の再稼動が、大変大きな問題になっていますが、まず今の電力状況で再稼動指せる必要がないことを皆さんよく考えてください。
そしてもし事故が起きたときは、大規模な避難訓練が必要なほどに、危険で大きな被害がもたらされるのです。
そしてその被害が起きたとしても、九州電力も国も、その被害に対して十分な責任をとることはない、ということが福島原発の事故で証明されています。
つまり川内原発の事故が起きたら、鹿児島は終わりです。
私達だけでなく、私達の子供や孫たちも住めない世界になってしまうのですよ。
誰が、何のために原発を動かそうとしているのか、私達はよく考えなければなりません。
週刊ゲンダイに乗っていた記事を掲載させていただきます
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川内原発1号機 規制委にダメ出し食らった九電のズサン計画 日刊ゲンダイ
やはり「川内原発1、2号機」の再稼働差し止め仮処分を却下した鹿児島地裁の判断は、マチガイだったのではないか。
地裁決定に対し「妥当だ」なんて余裕シャクシャクだった九州電力は23日、「川内原発1号機」を再稼働させる計画書を原子力規制委員会に提出。
ところが、規制委から「計画が現実的ではない」「見通しが甘い」と“ダメ出し”を食らったのである。
「川内原発1号機」は3月末から使用前検査が始まっていて、九電は7月上旬にも原子炉を再稼働させる方針。
だが、23日の規制委では、九電の計画書に委員から異論が続出。
更田豊志委員長代理は「余裕を見込んだ計画とは思えず、希望的観測にしか見えない」と批判し、計画の大幅見直しを求めた。
九電の計画書は、いまだに準備が整っていない検査項目も多く、検査の実績も予定より遅れているという。
そんなズサンな計画書をよくも平然と規制委に提出したものだ。
九電は規制委が“原子力ムラ”の仲間と思って気が緩んだのだろうが、再稼働ありきで安全管理は後回し――という九電のフザケた姿勢がよく表れているではないか
そもそも鹿児島地裁の決定に政府や電力会社は大ハシャギしているが、決定文には数々の「誤認」を指摘する声がある。
「決定文には新規制基準の合理性について、『専門的知見を有する原子力規制委が策定』としていますが、原子力に批判的な専門家のヒアリングは行われていません。
『一般からの意見募集を経て示された』ともありますが、批判的な意見は無視です。
火山の影響(リスク)についても、『規制委が火山学の専門家の関与、協力を得ながら』としていますが、火山学者は審査に呼ばれていません」(国際環境NGO「FoE Japan」の満田夏花氏)
前提条件の事実認定に誤りがあるのに、正しい司法判断が下せるはずがない。
原子力規制を監視する市民の会の阪上武氏もこう言う。
「鹿児島地裁が『火山学の専門家』としているのは、規制委が『火山影響評価ガイド』を策定する際に意見を求めた東大地震研究所の中田節也教授ですが、その中田教授ですら噴火予知の可能性を否定している。
住民側はそれを指摘したのに裁判所は聞き入れませんでした」
次のラウンドは福岡高裁で行われる抗告審。
今度こそ再稼働認めずの審判が下るのだろうが、規制委から突っぱねられた九電のズサン計画も徹底追及した方がいい。
Posted by 瀬戸 武志 at 09:20│Comments(1)
│原発・地震
この記事へのコメント
2010年玄海原発事故時に311の時の東京を上回る放射能を九州から奈良県で観測!!
水素文明の奇跡を起こす男ゼロのブログより
九州〜関西の高レベル放射線 玄海原発事故 今後の展開 - 流水 ...
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2010/12/15 - 玄海原発と黄砂とどちらが原因かは、岩瀬さんのおっしゃるように何年かすれば分かります。玄海原発のある佐賀県と他の都道府県で、白血病などのガンや甲状腺障害の発生率を調べてみて、多ければ玄海原発が原因です。 どちらにしろ、 ...
【緊急速報】九州から関西にかけて高レベル放射線を測定【G ...
jyoudou.net › 流水成道blog
2010/12/11 - 九州電力は9日、佐賀県玄海町で運転中の玄海原子力発電所3号機(加圧水型軽水炉、出力118万キロ・ワット)で、1次冷却水のヨウ素濃度がこれまでの平均値の2倍に上昇したと発表した。 燃料棒に微小な穴が生じ放射性物質が漏れ出た ...
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Posted by 2010年九電玄海お漏らし事故隠蔽の真実 at 2015年08月02日 21:09