2014年05月18日
福島の子ども甲状腺がん50人に
福島の子ども甲状腺がん50人に 県、放射線の影響調査- 共同通信(2014年5月18日02時34分)

福島県の全ての子どもを対象に東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べる甲状腺検査で、対象者の約8割の結果がまとまり、がんの診断が「確定」した
人は県が今年2月に公表した数より17人増え50人に、「がんの疑い」とされた人が39人(前回は41人)に上ることが17日、関係者への取材で分かった。
県内の震災当時18歳以下の約37万人を対象に県が実施。今年3月までに1巡目の検査が終わり、4月から2巡目が始まっている。
チェルノブイリ原発事故では4~5年後に子どもの甲状腺がん増加が確認された。
このため県は、今後がんが増えるかどうかなど、放射線の影響を調べる。
上のような記事が今日、インターネットのニュースで配信されています。
私どもは常に放射能の被害は、すぐ現れるのではなく、その放射能の蓄積の結果あらわれることを言い続けてきました。
そのことをわかっていながら、福島に子供たちを住まわせていた行政の責任は大きいと思います。
これから事態はもっと深刻になりますが、行政はマスコミの口を封じ、福島原発の被害が表に出ないようにしていくことでしょう
でも皆さん。もう騙されないでください。
行政も、原発を誘致する電力会社、そして地元の町長ts地もすべて、目先の利益のためだけに動いているのです。
原発がなければ、将来の電力が不足するなんて大嘘です
実際、現在稼働しているのは大飯原発だけです。
ほかの原発は1基も動いていませんが、どこにも電力不足は発生していません。
大飯原発さも、原発が稼働することになって、今まで稼働していた火力発電所を止めました。
理由は、電力が余るからでした。
また原発事故のために大規模な避難訓練も行われています。
避難訓練をしなければならないほど危険なものであれば、それを動かさなければよいのです
今、鹿児島では電力は十分足りていますし、次々と太陽光発電なども稼働しています。
危険な原発に頼るより、若干コストがかかるかもしれませんが、安全で人も環境も汚染する必要がない自然エネルギーの発電機切り替えていったほうがよいことは、子供たちにもわかります。
なぜ電力会社や行政が原発にこだわるか、
これほど危険で自然環境にとって負荷のかかる原発を稼働したがるのか
彼らは、日本の未来、子供たちの未来について、何も考えていないからです。
鹿児島が第2の福島にならないようにするのが、鹿児島県民の責任であると私は考えています。
Posted by 瀬戸 武志 at 12:28│Comments(0)
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