2012年06月21日
エルミタージュ美術館の豪華絢爛な世界
エルミタージュ美術館の豪華絢爛な世界

今回、私たちが東京に行ったもう一つの目的は、美術館めぐりでした
それも、世界有数の美術館であるエルミタージュ美術館の名作を鑑賞する事でした
ということで東京につくとすぐに六本木にある国立新美術館を訪ねました
今回の展示は、このエルミタージュ美術館の収蔵品を世紀別に分けて展示してあります
16世紀は、フィレンツエやベネツイアを中心に広がったルネッサンスの時代で
ダイナミックな構図を繊細で写実的なタッチで描かれた宗教的な絵画はとても魅力的です
その中でも私が最もひかれた絵はこちらです
ロレンツォ・ロット 《エジプト逃避途上の休息と聖ユスティナ》 1529-1530年 油彩・カンヴァス

17世紀は、オランダを中心に栄えたバロック期の作品を展示してあります
家庭に飾られた素朴な宗教画や、宮廷や貴族の家を飾った華やかな作品が目立ちます
ペーテル・パウル・ルーベンス 《虹のある風景》 1632頃-1635年 油彩・カンヴァス

18世紀のヨーロッパでは、フランスを中心として「ロココ」とよばれる美術様式が流行しました。
太陽王ルイ14世時代の壮麗なバロック様式が、ルイ15世と愛妾ポンパドゥール夫人のもとで繊細で優美な表現に変化したのです
このころの絵はとても個性的です、キリスト教や、それ以前のギリシア神話などに題材を求め
大胆な構図と緻密な絵画表現が一つになり、見るものに無限の夢を掻き立てます
次の絵は、この美術館の中でも、私が最も気に入った絵です
ピエール=ナルシス・ゲラン 《モルフェウスとイリス》 1811年 油彩・カンヴァス

19世紀になるとパリなどを舞台に多くの芸術家たちが活躍を始めますね
ロマン派の画家ドラクロワ、ルノワール、モネなどの多彩な才能が花開いた時期です
エルミタージュ美術館には、これらの作家の作品も数多く展示されています
ピエール=オーギュスト・ルノワール 《黒い服を着た婦人》

20世紀になると今までの常識を覆したような絵が生まれてきます
有名なピカソやルソー、マチスなどです
今までの絵のタッチとは全く異なるこれらの作品は、エルミタージュの作品を古い順に見てきた目にはとても奇異なものに移ってしまいます。
不思議なことに、世界的に有名な、ピカソやルソー、マチスの絵に見入る人はあまりいませんでした
今までの絵があまりにもインパクトがあったせいでしょうか
その中でもこの絵は美しかったですね
アンリ・ルソー 《ポルト・ド・ヴァンヴから見た市壁》 1909年 油彩・カンヴァス

以上エルミタージュ美術館の作品などを少しだけ紹介させていただきました
なお絵と詳しい解説、展示の場所と日程などはこちらかご覧ください
エルミタージュ美術館
Posted by 瀬戸 武志 at 15:41│Comments(0)
│音楽・映像