2011年06月27日
5エレメント・アロマテラピー4 体の働きと自然の気1

5エレメント・アロマテラピー4 体の働きと自然の気1
前回のお話は、東洋医学でいう5行の気とその自然界における作用についてでした。
今回はこの自然の気が、人の体の中でどの様な働きをするかお話しします。
まずこの5行の気というのは、中国で作られたものですが、
古代の西洋やエジプトなどにも同じ考え方はありました
つまり、人間を動かしている気と、この自然界を動かしている気は一つであると考えられていたのです
良く宇宙のことをマクロコスモス、人間の事をミクロコスモスと呼びます
人間もこの宇宙と同じ自然のエネルギーから成り立っているのです
さて5つのエネルギーと体の話をしましょう
〇木の気
木の気は、植物が葉を茂らせ幹を太くし成長していくエネルギーです
土の栄養をもとにして、小さい芽から大きい樹木を生み出していきます
人間においては、赤ん坊が体の機能を整えながら成長していく姿です
木の気は、体の自律神経や生理機能を調整し筋肉を育てる働きがあります
この木の気は応用が幅広い気です
というのも、全身の自律神経やホルモンの排出などに大きくかかわっており
体温や眼神経、内臓の働きをはじめ体の機能を調整する気なのです。

〇火の気
火の気は燃え盛る炎です。物事を活発に発展させ、変質させていきます
野菜などが火の力を借りておいいしい料理に代わるよように、物質を変化さて行きます。
人の体においては、呼吸する力です。大気中から新鮮な酸素を取り込み
体のすべての細胞に酸素を与えます。細胞はこの酸素をもとにして、物質交換を行います
この作用がなければ、人間の体は古い物質で栄養不足になり生きていくことができません
また火の力は、人間の精神活動を支え、クリエイティブな活動を行わせます。
特に「愛」のエネルギーは、燃え盛かる炎によって象徴されますね。
次回は、土、金、水の気について説明します

Posted by 瀬戸 武志 at 13:53│Comments(0)
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