2011年06月12日
日本人に喜ばれるアロマテラピーってなんでしょうか

からだ・はうすのアロマテラピーについて
PART3 日本人に喜ばれるアロマテラピーってなんでしょうか
アロマテラピーの施術は、もともとイギリスやフランスで成立した施術です。
そこで使用されていたトリートメントは、エステサロンでの美容目的の施術だったり
高級ホテルのスパでリラクゼーション目的で行なわれる施術でした。
勿論西洋では、それ以外にも、スポーツ選手の体のケアであったり
関節や筋肉に関する病症に対する治療としても使用されていました。
しかし、日本に最初に紹介されたアロマテラピーは、大手のエステサロンでの施術でした
主に美肌効果を高めるためや痩身の為にアロマテラピーは行われていました。
確かに、体も心もリラックスして、お肌にも良いかもしれませんが
多くの日本人にとって、日常的に施術を受けるというものではありませんでした。
私は、からだ・はうすを作る以前から、
スポーツ障害の治療の為にオイルを使用したマッサージを行っていましたので、
エステとは異なる観点からアロマテラピーを考えていました。
ここで私達が考えたのは西洋人の体質と日本人の体質が異なる事
そして普通の日本人は、リラックスよりも、コリをほぐしてもらったり
体の痛みや疲れがとれて楽になることを望んでいるという事でした
日本人は、西洋人に比べて、筋肉が固くこりやすい民族です
私達がアロマテラピーを始めた頃は、リラックスのためにお金を払うという考え方もあまり一般的ではありませんでした。
お客様はマッサージという物はコリをほぐすものだ、という意識が強かったのだと思います
お客様は、肩こりや腰痛を何とかしたい、そのためにお金を払うのです
経済的に余裕がある1部の人だけが、リラックスのために、アロマテラピーを受けると思われていたのです
もちろん、今ではストレスから病気になる人が増えていますので
リラックスすることで健康が保てるという考え方も一般的になってきました
それと共にリラックス目的で、アロマテラピーの施術を受ける人も増えてきましたね。
しかし、私どもの店舗では、まだまだ肩や背中のこりをほぐしてもらいたいというお客様が主流です
来店されると同時に、肩がつらい、腰が痛いと、大変そうな表情を見せられる方も多く
きっと、仕事で辛い思いをされているのかなと、思ってしまいます。
からだ・はうすのアロマテラピーの最初の関門は、
この体をほぐしてもらいたいというお客様の気持ちに応える事でした。
写真は天文館に作られた女性専門店のからだ・はうすレディス(閉店)

Posted by 瀬戸 武志 at 10:37│Comments(0)
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