からだ・はうすの「癒してHAPPY」

鹿児島でヒーリングサロン「からだ・はうす」を経営しています
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2014年06月24日

リフレクソロジーの知識と実践講座7 リフレクソロジーの好転反応

リフレクソロジーの知識と実践講座7 リフレクソロジーの好転反応



リフレクソロジーの不快だけど良い作用

<不快だけど良い作用>

だるさ、眠気、倦怠感……

最も出やすいものがこれらの症状ですが、これは体のエネルギーが弱っている場所を元気にする為にそこで集中的に使われるからです。
そして体の緊張がゆるむと、交感神経が優位な状態から副交感神経が優位な状態へと変化してきます。
これは、体が活動的な状態から体が休み機能を回復する為の状態に変化してきたためで、人間が睡眠をとって体を回復させる作用と同じ事なのです。
この時は無理をせずゆっくりと休んでもらう事をおすすめします。

発熱、痛み、しびれ……

施術を行った後、問題のある場所が前よりも痛みが増したり、しびれたり、場所によっては発熱したりする事が起こる場合があります。
これは、問題のある場所に新しい血液がたくさん流れ込み、老廃物の排出や細胞の創出、交換などが行われているからです。

例えて言うならば、新しい道路を作る為に古い道路をはがし、土を掘り、整地し、コンクリートを流し、ローラ車で固めているのと同じような作業を体内でしているのです。
古くなった細胞をはがし、血液循環によって外に運び出し、新しい細胞で形作っていく、その為に多くの老廃物が出されますが、この時に熱が出たり、古い痛みやしびれが一時的に生じる事があるのです。この時もリラックスが大切です。

多尿、鼻水、目やに、あくび、おなら……

これはすべて体の老廃物が過剰に排出されている証拠です。できるかぎり代謝を良くし利尿作用を高めるようなハーブや薬草茶をすすめましょう。
また体臭が強くなったり尿の色が濃くなる時も同じです。

頭痛、腫れ、血管が浮き上がる……

これらは施術を行う事によって血液の循環が急激に良くなってきたために起こる症状ですが、通常、血液の循環を阻害するもの、つまり血管のつまりや一部が細くなっていたりというような状態がなければ、すぐにおさまります。
しかしながら、痛みが続くようであれば施術を一時中止し、医者に見てもらった方が良いでしょう。


リフレクソロジーのよくない作用

<良くない作用>

施術を行うにあたって、未熟なうちは正しいマッサージができずに、相手の足や体に対して良くない作用を生じさせる事があります。これは、マッサージのやり方や強さ、時間の長さ、受け手の姿勢等に問題がある場合がありますので、充分注意してください。

足裏が痛い、腫れている、水ぶくれができている……

これは明らかに施術ミスです。同じ所ばかりを何度も行ったり、足棒を規定よりも深く入れすぎたり、一ヶ所に強めの力をかけすぎたりした場合に起こります。
これは強い刺激によって足裏の筋肉をひねったり、炎症を起こさせたりする場合と、筋肉と表皮が分離して水ぶくれが起こる場合とがあります。
どちらにしてもすぐに冷タオル等で冷やしてください。

気分が悪くなる、体が重たい……

特に施術時間を長くとりすぎた時に起こります。刺激量が多すぎて体が過剰反応を起こしたためです。
また、右足と左足の刺激量(強さや時間)が異なるために左右の体にアンバランスが生じても起こります。左右均等な施術を心がけましょう。

心臓がドキドキする、不整脈が出る……

リフレクソロジーの中では心臓の反射区だけは、あまり強い刺激をかけないようにします。
それは心臓はある一定のペースを常に保ちながら動く必要があるので、過剰な刺激を与えるとそのペースを崩してしまうからです。


次回は、症状別のリフレクソロジーの施術法についてお知らせします





  


Posted by 瀬戸 武志 at 19:24Comments(0)足裏マッサージ