からだ・はうすの「癒してHAPPY」

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2015年07月04日

梅雨時の健康管理について1



梅雨時の健康管理について


梅雨の時期には、体調の変化が起こりやすくなります

じつは、これには理由があるのです

人の体は、恒常性(ホメオスタシス)という性質があります。

気温の変化に合わせて体温を調整するのもそのひとつ。

4月から気温が上がり始めますが、6月頃、体がやっと暑さに慣れ始めたときに梅雨が始まります。

梅雨は、雨の日は肌寒く感じたり、晴れ間は暑かったりと気温や湿度が大きく変化します

その結果、体の恒常性がついていかなくなり、体調が悪くなってしまことがあるのです。


オフィスの冷房調整も難しいので、極端に寒さを感じることもあり自律神経も乱れがちに・・・

梅雨の時期に起こりやすい体調の変化として、気分の憂鬱さ、体のだるさや疲れ、風邪をひきやすい、頭痛や食欲不振などがあります。


では、どのような対策をしたらよいのでしょうか

梅雨時期の体の不調を整えるには・・・

〇体をあたためる食材をとる

色の黒っぽい食べ物(食材)、濃い食べ物(食材),暖色(赤・黒・黄・橙色)の食べ物(食材)は体をあたためる。

たとえば黒豆、小豆、ひじきなの黒に近い色をしているものは、体を温める。

また、白米より玄米、緑茶より紅茶、白ごまより黒ごま、白砂糖より黒砂糖、白ワインより赤ワインなどいろの濃いもののほうが体を温める。

肉や魚も、白身より赤身が体を温める。

肉の中でも、レバーや羊肉は、体を温める食材です。

〇体を冷やさない

温かい飲み物を飲む。お風呂にゆっくり浸かる。38-40℃ぐらいのぬるめのお湯での半身浴がおすすめ。

冷房の効いた部屋にいると、皮膚の末梢の血行が悪くなり、汗をかきにくくなります。

外に出た途端、大粒の汗をかく人は汗腺の機能が落ちている可能性が。

お風呂に入って、汗をたくさんかくと汗腺の働きがよくなるのです。

これで上手に汗をかくことができ、熱を体に貯めにくくなります。

汗をかくことで爽快感も得ることができます。

ちなみに・・・東洋医学では、梅雨時期の不調は

「湿邪~しつじゃ~」

が原因と考えられています。

  ※湿邪・・・湿気の多いときに人体に悪影響を及ぼすことが多い邪気。  
        身体の余分な水分の停滞が体調不良につながることも。

次回は湿邪について、詳しくご説明いたします

からだ・はうすグループでは、現在体質別の症状に対応したアロマテラピーを行っています

春には、全身の自律神経を整える「木」の精油が大活躍でしたが、

6月に入り、温度が上がり雨が多くなると、心臓などの循環器に負担をかけるようになりますので

「心臓の働きを助ける心」の精油が活躍し始めました

「心」の精油は、色で言うと赤ですね

  


Posted by 瀬戸 武志 at 09:51Comments(0)梅雨時の健康管理