ギリシア旅行記8 カランバカの奇岩と修道院
ギリシア旅行記8 カランバカの奇岩と修道院
私たちはデルフォイを朝早く出ると、長いバスの旅を経てギリシアの北部にあるカランバカへとつきました
このカランバカに来た理由は、メテオラの奇岩と修道院を見るためです
メテオラは、ギリシア北西部、セサリア地方北端の奇岩群とその上に建設された修道院共同体のことです。
このメテオラ修道院群は、とても古いギリシア正教の修道院で、ユネスコ世界遺産(文化・自然複合遺産)に指定されています。
このメテオラという名前はギリシア語で「中空の」を意味する「メテオロスという言葉に由来しているようです。
まさに見てわかるとおり、大きな岩の上に、修道院がたてられ、世を捨てた修行者たちが集まって毎日祈りをささげていました
当時は、奇岩の上に修道院を立てることだけでも大変な仕事だったと思われますが、
これもすべて神に対する献身の気持ちで、みなさん無報酬で行っていたようです
そして世間の流れと隔絶されたこの場所で、神との一体感を味わっていたことでしょう
最初に訪れたのは、この女性だけの修道院
今でも20名近くの修道女が生活をし、神への祈りをささげています
とても清楚で美しくすみわたった祈りのエネルギーを感じます
祭壇の前で、私も祈りをささげていたら、大天使サマエル様が話しかけてこられました
彼は、私たちが、星のツアーで天の川銀河から外に出た時に、多くの宇宙の生命たちとうまくコミュニケーションが取れるように計らってくれる役目をしてくれるようです。
次に行ったのは、男性の修道院です。
このメテオラにたくさんいた修道士たちは、このメテオラが観光地になったために
多くの修道士たちがこの地を去っていきましたが、残された修道士たちはこの場所で祈り続けています
狭い道を抜けて岩の山頂に上がり修道院に上がりますが、その意陸地のところに美しい壁画がありました
このページの一番上にある写真は、神を囲む天使たちを表しています。
この写真は、イエス様を描いたものです
ほかにも多くの修道院が、奇岩の上にへばりついて立っています。
美しい秋の紅葉の中で見る奇岩と修道院はとても美しいものです
そういえばこの奇岩は、ゼウス様がにかの拍子に怒って岩山を投げつけたのが原因でできたそうです。
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