桜島の噴火と地震は関係が大きい 地震に弱い原発
桜島の噴火と地震は関係が大きい 地震に弱い原発
鹿児島の地震で原発事故だけは避けたい
原発は、とにかく地震に弱い
福島原発も津波の前に地震で機能がおかしくなったとも言われていますし
かつてのチエルノブイリ原発の事故も引き金は地震だったという説もあります
地震によって、原子炉が直接被害を受けると大変な事故が起きますが
原子炉は無事でも、原子炉を冷却する水を運ぶ配管が切断されたら
それだけでもメルトダウンを起こす大事故になってしまいます
しかも敷地内に、地震によって大きく揺れ動く活断層があれば、その危険性は何倍にもなりますね
さて鹿児島を考えてください。鹿児島と川内は50KMほどしか離れていません
桜島がこれだけ噴火しているということは地震も起こりやすくなっているのです
最近でもM4以上の地震はたびたび起きています
17日付けの南日本新聞の記事 「鹿児島市で九州最大の「直下型」地震があった」
海洋プレート(地殻)が沈み込む先に活火山がある。活火山と海洋プレートの動きは無関係ではなさそうだ。
海溝と平行に活火山は並んでいる。海洋プレートが沈み込むときに海水が引きずり込まれることで
地下110キロの当たりでマグマが生まれると考えられる。
九州の内陸部で、過去100年間、一番大きい地震があったのは、鹿児島市で、M7.1
1914年の桜島・大正噴火の約8時間後だった
これだけを見ても、現在桜島がこれだけ活発に動いているという事は、
同じ規模の地震がいつ起こっても不思議ではないという事
もちろん川内地区でも、すでに原発が稼働してる1997年に鹿児島県北西部の地震(M6.6)が発生
川内、阿久根等に多くの被害をもたらしたことは、まだ記憶に新しい。
もちろん今後の地震によっては、川内にある原発にも大きな影響が出る可能性も大きい
私は、火山が常に噴火し、地殻が不安定な鹿児島県内に原発を作ることは
あまりにも自然の力を軽く見すぎている人間の愚挙だと思う
川内原発が本当に安全なのか、原発を稼働することでどれだけのリスクがあるのか、裁判で争う事も起こっています。
こちら「原発なくそう九州川内・玄海訴訟」も支援したいと思います。
2012年8月17日 8時46分頃 天草灘 M4.9
2012年6月11日 2時11分頃 種子島近海 M4.3
2012年6月4日 15時50分頃 宮崎県南部山沿い M4.5
地震調査研究推進本部
島嶼部を除く鹿児島県での地震は、薩摩半島など県西部で多く発生しています。
ここではこれまで知られている陸域の浅いところで発生した地震のうち九州地方で最大といわれる1914年の桜島の地震(M7.1)が発生しています。。
最近では、1997年3月26日に鹿児島県北西部の地震(M6.6)が発生し、川内市(旧名、現在の薩摩川内市)、阿久根市及び宮之城町(旧名、現在のさつま町)で震度5強を観測し、負傷者31名、住家全壊4棟などの被害が生じました。
この地震の震源域の深さは8kmと浅く、東西方向の左横ずれの断層運動による地震です。
4月3日に川内市で震度5強を観測した最大余震(M5.7)が発生し、負傷者5名、住家半壊6棟などの被害が生じました。また、5月13日にはその南西5km、深さ8kmのところでM6.4の地震が発生し、川内市で震度6弱、宮之城町で震度5強を観測し、負傷者43名、住家全壊4棟、同半壊29棟などの被害が生じました。
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