ローズキャンペーンPART3 クレオパトラのバラ

瀬戸 武志

2011年09月24日 09:10

ローズキャンペーン PART3 クレオパトラのバラ



男の心を捉えて離さないクレオパトラのばら

ギリシャ文明が衰退した後、ギリシャの北部にあったマケドニア出身のアレキサンダーは

オリエントを制覇し、紀元前334年に史上初のコスモポリタン国家をつくります。

アレキサンダーの遠征は遠くインドまで及び、東西文明の融和に大きな役割を果たしたのです。

それにより、様々な植物と共に種々の薔薇もエジプトにもたらされました。

紀元前48年、クレオパトラ(紀元前69~30年)はシーザーからエジプトの統治を委ねられます。

クレオパトラは薔薇の花びらを寝室に撒き、シーザーの心をとらえその地位を得るのです。

寝室には薔薇の花びらを、膝の高さまで撒いたといいます。


実はこのクレオパトラ、ローズの花を自分の美容だけでなく

男性の心を捉えるためにも用いた、元祖誘惑系アロマセラピスト  

主に使用したバラの花は、ダマスクローズ系のばらの花だと言われていますね

このバラの花ビラを、お目当ての皇帝達を迎える部屋に敷き詰め

その官能的な香りで男心を誘惑し、自分の身を守ったりしました

また臭いだけでなく、お風呂にもバラの花を浮かべ、

お肌にバラの成分を浸透させることによって、いつまでも美しい肌を保ったり

ローズの成分が微量に入ったローズウオーターを飲むことによって

いつまでも若々しい女性であり続けたことは有名な話ですね

こちらはクレオパトラがこよなく愛した「ダマスクス・ローズ」




からだ・はうすいろはの湯店がる東開町の「野天風呂薩摩いろはの湯」でも

月に1回、温泉にバラの花を浮かべる「バラ湯」の日があります

私も時々庭に咲いたバラの花びらをたくさん取ってきてお風呂に入れます

やはりお風呂に入れるバラは、農薬をあまり使用していないバラが良いですね

農薬を使用すると虫が寄り付かないように、香り成分を破壊しているのではないかと私は思います。

(バラ風呂に入るオヤジを想像するだけで気持ち悪いですね) 


一番上にある写真は「クレオパトラ」命名されたバラの花です。

やはり優雅で美しいですね

バラ焼酎 『ヴィータ・ローザ』というのもありました

高級バラの代名詞「ダマスク ローズ」の花びらでつくった焼酎らしいです。

見た目も美しくおいしそうですね。


からだ・はうす全店では、ただいまバラの精油を使用してマッサージを行う

ローズキャンペーンを開催していますので

是非クレオパトラ気分を味わってください



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