ローズキャンペーンPART2 ビーナスの永遠の愛のバラ

瀬戸 武志

2011年09月23日 10:47

ローズキャンペーンPART2 神話・歴史に見るバラ



バラの花は、その美しさゆえに神話・歴史の中にも良く登場しますね

今回はそのようなお話をいくつかご紹介します


永遠の愛のシンボルとなったビーナスのばら

息子キューピッドの矢が間違って胸に当たり、美少年アドニスに恋するようになってしまったビーナス。

ある日、アドニスが森で猟をしていた時、一頭のイノシシに脇腹を突かれて死んでしまいました。

ヴィーナスが駆けつけた時、アドニスの身体から流れ出た血に

ヴィーナスの涙が混じって真っ赤な薔薇が咲いたといわれています。

その為、この血染めの赤い薔薇は、死を超えてまで続く永遠の愛のシンボルとなりました。

息子キューピッドは、母ビーナスの恋を秘密にしておきたかった為、

沈黙の神・ハルポクラテスに薔薇の花を贈り秘密を守ってくれるように頼みます。

その時から薔薇の花は、「秘密」という意味をもつようになりました

またこの神話から、ローマ時代には薔薇の花を天井から吊るした宴会では、

話されたことは一切秘密にするという風習が生まれたのです。



「ヴィーナスの誕生」の作家であるボッティチェリは、写実的な植物画を描いた画家です。

「ヴィーナスの誕生」に描かれている花はもちろん薔薇ですね。

それも、ヨーロッパでは、バラの原種(ワイルド・ローズ)に近い花達で

ロサ・ガリカ(Rosa gallica)というらしいですね。

一番上の写真は、ロサ・ガリカ「ヴィオラケア」

下のバラは、Rosa centifolia ロサ・ケンティフォリア、

エーゲ海に3000年前から咲いていたと言われています



そしてこのバラの花が「ヴィーナス」と名付けられたバラの花です


からだ・はうす全店では、ただいまローズキャンペーンを行っています

ローズの香りを体に満たして、ビーナスにも負けないくらい美しくなってくださいね







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