川内原発は日本で一番危険な原発かもしれません
川内原発は日本で一番危険な原発かもしれません。
火山と隣合わせにある原発なんて、世界中どこを探してもないのではないでしょうか
事故が起きたときは、だれも責任を取らないし、私達の生活は瞬時に壊れてしまいます
川内原発の不要さ、危険さは誰もが知っていることですので、皆さんも再稼働に反対しましょう
《川内原発 誰も責任を取らないこの国》
日刊ゲンダイ【慶大教授 金子勝の『天下の逆襲』】
原子力規制委員会は、原発マネーまみれの“原子力村”村長、田中知東大教授がメンバーに就いた途端、川内原発の安全審査を通した。おまけに、田中俊一委員長は「基準の適合性を審査した。安全だということは申し上げない」と言う。
一方、政府は規制委員会が安全性を審査した原発から再稼働するという。誰が責任者なのか、分からない状態だ。福島原発事故もそうだった。結局、誰も責任をとらず、事故を起こした東京電力を救済し続けている。
翻ってみると、「集団的自衛権」を議論していた時、安倍政権は、「かりに、こうした状況になったら」「もし、こうしたことが起きたら」と、ありもしないケースを次々に取り上げて、集団的自衛権の必要性を訴えていた。
ところが、原発の安全基準については「かりに」「もしも」という議論を一切しようともしない。「もし、近くで火山が爆発したら」「もし巨大台風に直撃される同時災害が起きたら」という疑問に答えようともしない。どう考えたって、こっちの方がリアリティーがあるのに。
実際のところ、川内原発の安全対策は穴だらけだ。第1制御室が不能になった時に備える第2制御室も、事故が起きた時の作業拠点もできていない。作業員が被曝した場合、ティッシュで拭き取るというのだから唖然とする。10〜30㌔圏の病院の避難計画もない。まず再稼働ありきは見え見えだ。
本をただせば安倍首相こそが、原発の「安全神話」を作り上げてきた張本人なのだ。2006年12月22日、当時首相だった安倍晋三は「原発の全電源喪失はありえない」と答弁していた。だが、福島原発は全電源喪失を起こし、深刻な事故になったのに、メディアはその責任を追及しようとしない。
いま、安倍首相は「世界一の安全基準だ」などと、再び安全神話を垂れ流している。欧州では当たり前の「コアキャッチャー」も「二重の格納容器」も、日本の原発にはない。どこが世界一の安全基準なのか。おまけに、汚染水が漏れ続けているのに、福島原発を「アンダーコントロール」と嘘までついている。また事故が起きても、電力会社は救済されるとタカをくくっているのだろう。
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