足裏マッサージの豆知識NO14 土踏まずのリフレでバランス

瀬戸 武志

2013年02月14日 15:32


第14回 土踏まずのリフレで体のバランスを取る



さて偏平足といえば、足裏の土踏まずがなく足らが平べったい状態のこと

見た目にもあまりかっこよくないですね

でもこの土踏まずの役目はあまり知られていません

土ふまずは、歩くときに足にかかる衝撃を吸収し足を守る働きがあります

そしてもう一つは人間が歩くときに骨盤や足の筋肉のバランスを取ります

人間は他の動物と違って2足歩行をするために、骨盤と脚の筋肉によって、微妙なバランスを取る必要があります。

この土踏まずがあるからこそ、腰や足がバランスよく動き、2足歩行だけでなく様々な仕事ができるのです。


 
土踏まずは足裏に3本のラインがあるといわれています。

踵から親指の付け根に走るラインは、太ももの外側とお尻の筋肉のバランスを取り、体が左右に揺れる動きを助けます
   
足裏の小指側の土踏まずのラインは股関節の内側のバランスを取ります。

これは体を左右に回す動きを助けます。

指の付け根にあるラインは、太ももの内側とふくらはぎのバランスを取り、体が前後に動く動きを作ります

しかしこの土ふまずは、幼いころから小さい靴をずーと履いたり、運動不足になると十分に形成されないこともあります。

そうなると、体のバランスが悪く、よく躓いたり転んだりすることが増えてきますし腰や足に負担がかかって、腰痛や膝の痛みが出ることもあります。

よく足裏をマッサージして、この土踏まずをしっかりとさせてあげるという事は、人間にとって大切なバランス感覚を養うという事にもなります。

腰や脚の筋肉の動きをよくし、腰痛や膝の痛みを予防したり、やわらげてあげることができます。


そしてもう一つ大切なことは土踏まずは胃腸の反射区に当たりますので過食やストレスで胃腸に炎症ができたりして弱ってくると、老廃物などがたまり固くなります

もともとはしっかりとした土踏まずであっても胃腸の機能が弱ってくると偏平足に近い状態になります

このような時は、しっかり足裏のマッサージをするときれいな土ふまずが出てきますよ

参考  あの日にかえる

関連記事