6月20日はペパーミントの日です

瀬戸 武志

2011年06月20日 10:11



6月20日はペパーミントの日です

みなさん、ご存じでしたか?

ハッカを特産品とする北海道の北見市まちづくり研究会が制定したもので、
6月の北海道の爽やかさと、20日を「はつか」と読むことによる語呂の組み合わせにより
6月20日と決まったそうです。

ペパーミントは、殺菌消毒、健胃強壮、鎮静、鎮痛などを目的とした医薬品にも用いられています。

記憶力や集中力のアップ、時差ぼけ(ジェットラグ)の解消や乗り物酔いの予防、頭痛、花粉症、鼻づまりの解消に良いとされています。

防虫効果(特にダニ、ノミなど)も期待できます。

また、6月のじめじした梅雨時はペパーミントを活用して快適にすごすことができるのです

さらに、殺菌消毒作用に優れているので梅雨時のじめじめした季節にはぴったりの精油なのです


キッチンはペパーミントの殺菌消毒特性と抗菌作用を利用して、いつも清潔に保ちましょう

洗い終わった食器、まな板や洗った布巾にペパーミントの希釈液をスプレーします。

雑菌の繁殖が抑えられるので嫌な匂いがつきません。

平成10年、昭和薬科大学とロッテ中央研究所による合同研究で、ペパーミント精油にO-157に対する殺菌力があることが「日本防菌防バイ学会」で発表されました


食器棚には不快な臭いがこもりがち

洗った食器にわずかに残留した油分やタンパク質に雑菌が繁殖するからです。

小さなガラス容器にペパーミント精油を2~3滴垂らして、食器棚の隅に置けば、ミントの殺菌力が雑菌の繁殖を抑えます。

食器棚の扉を開けるたびに爽やかな香りが気分をリフレッシュしてくれます。

玄関の下駄箱の不快臭は、この時期は特に気になります

下駄箱の中には、コットンにペパーミント精油(またはティトリー精油)を5~6滴垂らして下の段に置きましょう。


下駄箱の上には、清涼感のあるミントやラベンダーで作った涼しげなポプリを置けば、涼を呼ぶ空間が生まれます。

清々しい香りが、空気中のマイナスイオンを増加させ空気を活性化します。

室内干しには、ペパーミントの希釈液を洗濯物にまんべんなくスプレーします

芳香器で室内に精油を燻らせても良いでしょう。

精油が洗濯物や空気中の雑菌の増殖を妨げて、生乾きのイヤな臭いを防ぎます。


ペパーミントスプレーの作り方
材料 ペパーミント精油 10滴(1滴=0.05ml)
無水アルコール 5ml
精製水 45ml
プラスッチク・スプレー容器(50ml)
作り方 (1)5mlの無水アルコールをプラスチック・スプレーボトル容器(50ml)にいれます。
(2)ペパーミント精油を10滴入れてフタをしめ、よく混ぜます。
(3)精製水45mlを加えて、フタをしめてよく混ぜます。


お風呂にペパーミントの精油を2・3滴たらすと、清々しい香りが広がりお風呂上がりも爽快です

梅雨を楽しむ心のゆとりを持って、快適な6月を過ごしましょうね

使用上の注意:刺激が強いので、皮膚や粘膜に直接つけないようにして下さい。

ペットや幼児がいる場合は、精油の使用量を少なめに。

妊娠中および授乳中の方、ホメオパシーの薬剤を使用中の方は使用を控えてください。

(シャプラ・アミュプラザのスタッフより)


関連記事