足裏マッサージの豆知識第2回 日本におけるリフレクソロジーの発展は?

瀬戸 武志

2015年08月23日 10:00

足裏マッサージの豆知識第2回 日本におけるリフレクソロジーの発展は?



また、このリフレクソロジーが医学的に研究され始めたのは1900年代頃からで、Wフィツジェラルド博士やE.Wボーヴァ博士の反射区に関する研究が有名です。

これらの研究者によって反射区療法は科学的な裏付けを与えられ、ヨーロッパやアメリカでも効果的で実用性のある治療法として見直されているようです。

日本ではリフレクソロジー(足裏マッサージ)に関していくつかの流れがあるようです。

○日本の伝統的観趾法 足心道

まずリフレクソロジーが日本に上陸する前に、昭和初期に柴田和通という方が、中国の観趾法を元に自分自身で足裏を刺激して体調を整える柴田観趾法を編み出し、「足心道」として広がっていきました。

○アジア各地で大流行した「若石健康法」

現在日本で主流となっているリフレクソロジーは、「若石健康法」とRAJAです。

呉若石神父(スイス人の神父、ジョセフ・オイグスター)を中心に健康法とし台湾のみならず、アジア各地で大流行した「若石健康法」。

自分自身の健康は自分で守るというような考え方で、教室や治療室が、全国各地にできました。

○英国式リフレクソロジー(RAJA)クィーンズウェイ

リフレクソロジーの圧倒定期なブームを作ったのは、ここ1990年後半から都市部を中心に、スクールの増設と共に急速に店舗を拡大してきた英国式リフレクソロジー(RAJA)クィーンズウェイでしょう。

英国でリフレクソロジーを学んだ藤田真規を中心としたRAJAは非常にセンスの良い都会的な店舗と明確な料金設定で、OLを中心に、瞬く間に日本の女性たちを虜にしてしまいました


この2つのグループの違いは、前者が足裏の反射区にある緊張やしこりをある程度の痛みはあってもしっかりと揉みほぐし、反射区の効果を高める事を重視したやり方であるのに対し、

英国式では心地よい刺激を与えながら心と体をリラックスさせていくという事を重視しているように思われます。

どちらにしても足裏の反射区を利用して体の働きを整えたり、病気を予防しようという目的は変わりません。
 


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